ネタバレがあります。
本編を楽しんだ後に閲覧することをオススメします。
あらすじ
「竜の子崎」で釣りを楽しむ父「中村有三」と息子「中村正太」親子は大きな爆発音を聴く。
正太は爆音がする方角を双眼鏡で覗くと沖合で船が爆発を起こしていた。
そして次に有三が確認するころには爆発は終わり、船は沈没し影も形もなくなっていた。
不思議に思う有三だが双眼鏡から目を離し、ふと海岸に目線を移すと何やら信号のように光るものを発見する。
船の爆発と関係があるかもしれないと有三は正太を残して様子を見にその場を離れる。
原因不明の船の爆発に何かがおかしいと感じた正太はライダー少年隊本部に報告をする。
そしてこれをきっかけに事態は急展開を迎える…
地図にない島で兵器製造
竜の子崎で釣りをしていた父「中村有三」と息子「中村正太」親子は突如爆発音を聴き調査に乗り出す。
有三は海岸の怪しい光を正太は原因不明の爆発についてライダー少年隊本部に報告する。
どうやら正太少年はこの地域のライダー少年隊員だったようだ。
有三はキラッキラッと光り、まるで信号を発しているかのように思えるその光に近づくと、茂みからデストロンの怪人「ハリフグアパッチ」が現れる。
どうやら光の正体は先ほど船を破壊した「フグ魚雷のテスト信号」だったようだ。
デストロンの計画を見たものは帰すわけにはいかない。
有三は慌てて逃走を図るもハリフグアパッチのトゲを投げつけられ、その神経毒で足がしびれて動けなくなってしまう。
そして追い打ちをかけるように口から吐く毒液を浴びせて動きを封じ、奴隷としてアジトへ連れ帰る。
アジトでは奴隷に「フグ魚雷」の製造を行わせており、デストロンはこのフグ魚雷で「世界中の船を爆破し海を支配する」という「フグ魚雷作戦」を企んでいた。
正太の報告を受け現場に急行した志郎。
だが、正太の父有三は異変を調査に行ったっきりまだ戻らないというのだ。
そして本部では志郎が竜の子崎に向かった後にもまた船が爆破されたという報告が入ったため藤兵衛も現場に急行する。
場面は切り替わり竜の子崎付近で遊泳を楽しむ水着美女が2人。
2人は遊泳を楽しんだのち海から上がり帰宅する際中、不気味な声を聞く。
不気味な声を恐ろしく感じた2人は帰宅を急ぐが、その後ろにハリフグアパッチが現れる。
ハリフグアパッチはさらなる奴隷を求めて2人を誘拐しようと襲い掛かる。
志郎と正太、あとに合流した藤兵衛は2人の叫び声を聞き現場に駆けつける。
女性2人は藤兵衛と正太に任せて、志郎はデストロンに立ち向かう。
だが戦闘の流れで志郎は海岸に誘導されていた。
そう…ハリフグアパッチは志郎を海に誘い込んだのちフグ魚雷で狙い撃ちしようと企んでいたのだ。
海はまずい!と場所を変更しようとする志郎だがいつの間にか岸壁に追い込まれる。
ここで変身、もしくは海を背に向けなければ良かったのになぜか岸壁にきちゃう志郎は刑事ドラマのラストシーンのようだ…
そしてハリフグアパッチは毒針を投擲、志郎はそれを岸壁に隠れ回避するも、岸壁から這い上がろうとする志郎にハリフグアパッチは容赦なく追い打ちをかける。
抵抗むなしく海に落ちてしまった志郎はクロールで必死にハリフグアパッチから距離を取ろうとする。
そして志郎が恐れていたハリフグアパッチのフグ魚雷が発射され水面を這い志郎を襲う。
なんとか魚雷の照準から外れようと泳ぐ方向を変える志郎だが、この魚雷なんと自動追尾機能が搭載されており、照準から外れようとする志郎を執拗に追う。
変身する暇があるかないかの状況で志郎はただ必死に泳ぐしかなく、やがて魚雷との距離は縮まり志郎に命中し爆発する…
自動追尾機能が搭載されたフグ魚雷はいわゆる「音響魚雷」にあたるのかな?
とすると志郎はどうやって回避するべきだったのか…
ハリフグアパッチの魚雷装填数は1なので1発回避できれば2発目はない。
なので変にバシャバシャ泳いで音を立てないでだら~んと脱力して無音でいるとか?
でももし私がその場にいたら絶対焦ってバシャバシャしちゃう!
よく熊と遭遇したら~っていうときに言われる対処方法で「死んだふり」があるが、あれも怖くてできない…近づいてきたら反応して逃げちゃうかも…
謎の無人島「デストロン島」
志郎に魚雷が命中した!だが、まだ死んだと決まったわけじゃない。
そう信じて藤兵衛と正太は助けた女性2人を治療していると怪しい影が…
誰だ!と警戒度を上げ影に叫ぶとピョコっとライダー少年隊の帽子とツルンツルンのオデコが姿を現す。
なんだ…純子とシゲルか…驚かすなよ…
お手伝いにきたという2人だが、志郎がいないことに気づき藤兵衛に事情を尋ねる。
またこの姉弟は…
藤兵衛が2人に本部の留守番を頼んだにもかかわらず、藤兵衛が出ていったあと
純子「シゲル!」、シゲル「わかった」と言った時点で「ああこやつらついてくる気だな…」と思いましたもん!
藤兵衛「あと頼むぞ!」、シゲル「ハイ!」
返事は一丁前にいいんだから…
その頃、魚雷を喰らった志郎は命からがら岩場に流れ着いた。
だがそこは竜の子崎ではなく、無人島。
岩場から這い上がり無人島を調査していると大きな横穴を発見する。
中に入るとそこは人工的な洞窟となっていた。
そこではデストロンが奴隷たちに大きな木箱を運ばせていた。
彼らが去った後、志郎がその木箱を開けると中からハリフグアパッチが使用していたフグ魚雷が姿を現す。
そうか!奴隷の人たちはこれを作らされていたのか!そう確信する志郎の後ろからハリフグアパッチが襲いかかろうとするが気配に気づいていた志郎は反撃。
ハリフグアパッチとの第2戦が開始される。
外にハリフグアパッチを誘導しようとアジトから退避する志郎。
だが外には戦闘員が松明を持って志郎を待ち構える。
戦闘員の持つ、松明やナイフを華麗に回避する志郎だったが、また前回のように岸壁に追い込まれてしまう。
今度はそうはいかないと志郎はV3に変身。
だが不慣れな足場とハリフグアパッチの遠距離攻撃「毒液」に阻まれ、なかなか思うように戦わせてはくれない。
そしてV3とハリフグアパッチは同時に体当たりジャンプを放ち胸と胸を衝突させる。
その衝撃でハリフグアパッチもアジトに退散するほどのダメージを負うが、V3は海を背に戦っていたためその衝撃でまたも海に落ちてしまう。
しかし、ハリフグアパッチも大ダメージを受けていたことから魚雷の追撃はなく、またもや勝負はお預けとなる。
大海原に漂流してしまった志郎は藤兵衛に連絡を取り、モーターボートですくい上げてもらう。
そしてこのまま竜の子崎に戻っていたら事態は悪化すると考えた志郎はそのままモーターボートで無人島もとい「デストロン島」に乗り込むことを決意。
しかし島には「電磁バーリア」が展開しており、このままでは突破できないためV3に変身、自身も「V3バリヤー」をまといバーリアを突破する。
V3はバリヤーでなんとかなるが、同乗している藤兵衛は?と考えたが藤兵衛はボートの座席に伏せていたのでボートが防いでくれる。
だがそうなるとこのボートは電磁バーリアの衝撃にも耐えうる程に頑丈だということになる…
魚雷でボンボン船が破壊される回なのでこのボートが一層たくましく思える。
タイタニック号は氷山でも沈んでいたので、バーリアだとペシャンコになっていただろな…
それともV3バリヤーは自身だけではなく、周囲何メートルかのものもバリヤーの範囲内で一緒に守ることができるとか?
それのほうが納得がいく。
それともう1つ、志郎は島にバーリアがあると言ったが、それでは志郎が最初にデストロン島に流れ着いた時はどうやってバーリアをくぐり抜けたんだ?
もしかしたらバーリアは海中までは覆われておらず、志郎は漂流中にたまたま海中からバーリアをくぐり抜けていたのかもしれない。
V3と藤兵衛は先ほどのアジトへ続く横穴に入る。
海底に沈む幽霊船作戦
アジトへ潜入し作戦室のような場所に行きあたるがそこで扉は下り閉じ込められてしまう。
だが特にデストロンが襲ってくる様子や罠が発動する様子もない。
だが突然アジトが地震のように大きく揺れ、ドクトル・Gの声が響く。
そしてシューシューと空気が漏れる音がする…それもそのはず、この音はこの部屋の酸素を抜いている音だったのだ。
なんとか酸素を求めて藤兵衛を連れ、脱出を試みる。
だがそれすらドクトル・Gの手のひらの中で転がされた行動にすぎなかった…
出口を求めて2人が入った場所は潜水艇。
だがその潜水艇に入った瞬間!アジトとのドッキングを解除され潜水艇は海の深く底に沈んでいく。
これこそドクトル・Gの本当の狙いであり、V3と藤兵衛を潜水艇に閉じ込め海底に沈め、幽霊船のようにしてやろうという作戦だ。
だからドクトル・Gは「この」部屋の酸素を抜いていると言ったのか!
つまり逆に「この部屋以外は酸素があるよ」ともとらえられる。
それにつられた2人は「ここさえ出れば」と油断が生まれて、結果潜水艇の罠にかかってしまったということだ。
酸素が欠乏し苦しむ藤兵衛もいたということが余計V3の判断を焦らせたこともあるだろう。
なかなかえげつない二重作戦を打ってくるではないかドクトル・G…
刻一刻と潜水艇が沈む中でV3は苦悩する。
自分1人であれば潜水艇をぶち壊して海底から上がれば良い。
だが、藤兵衛と共に脱出するのならその水圧、そして海底から地上までの距離を考慮しないと藤兵衛がすぐに窒息死してしまう。
ここでV3は最終手段として26の秘密の10個目「レッドボーンパワー」を発動。
レッドボーンパワーとはV3の「レッドボーン」つまり胸部分の赤い背骨状の筋肉?骨?に全エネルギーを集中させることで強烈な破壊力を生み出すことができるというもの。
この強烈な破壊力を使いV3は藤兵衛と共に潜水艦の壁をぶち破り、一気に地上へ脱出する。
この「レッドボーン」はV3の胸の中央にあるものだ。
これは人間の胸骨にあたる。胸骨には大量の骨髄が存在し、血液の20~30%程度はここで作られているという。
そういう意味だと人間のパワーの源ともいえる場所にV3のパワーが集まるというのは的を得た演出なのかもしれない。
そのあまり破壊力にV3がジャンプして潜水艇の壁を破壊すると、そのまま水圧を払いのけ一気に地上へ到達。
そのためかV3と藤兵衛は水滴1つ、ついていない(演出上かもしれないが)。
ちなみに血液生成が最も多いのは「腸骨」いわゆる骨盤は血液の半分がここで作られているというから驚きだ。
そりゃ座りっぱなしは血流滞るわ!
沈まぬ正義、沈む悪
海底に沈む潜水艇から脱出した藤兵衛は奴隷になった人々の解放、そしてV3はハリフグアパッチと3度目の戦いを繰り広げる。
V3は戦闘員を蹴散らし、ハリフグアパッチの毒針攻撃も見切りキャッチ。
そのまま戦闘員に投げつけて撃破していく。
海に落とさなければ魚雷攻撃もできない、ハリも当たらなければ動きも封じることができない。
そうしてハリフグアパッチは追い込まれ、V3の必殺技「V3きりもみキック」で撃破される。
その爆発は島を破壊するほど激しく謎の無人島デストロン島は瞬く間に崩壊する…
正太の父親も無事解放され平穏を取り戻した竜の子崎海岸では、正太がシゲルに岩場にいるカニの場所などを教えており、純子は志郎から貰った(半ば取り上げた)貝を耳に当て海の音を楽しんでいた。
かくして仮面ライダーV3はフグ魚雷の恐怖から海の平和を取り戻したのだ!
昔、祖父に海岸の岩場まで連れていってもらい、岩の裏についたタニシを取って、それをエサに岩の隙間にいるカニを取って遊んだものです…
懐かしいな…
ストーリーの転換点と考察
ハリフグアパッチの必殺技が魚雷だったこと
ハリフグアパッチのフグ魚雷は自動追尾機能も付き、大型の船も破壊する非常に優秀な兵器だ。
だがそれはあくまで水上での話しである。
ハリフグアパッチが魚雷を発射している様子を見るとガラポンのように発射口からコロンと投げ捨てられるような弾道である。
そのため地上で対戦すれば魚雷がV3に当たることはほぼないだろうし、相手の至近距離で発射すれば自身も危うい(同士討ち覚悟ならいいかもしれない)。
それに16話「ミサイルを背おったヤモリ怪人!」で登場したミサイルヤモリのようにミサイルを複数発自動装填できるわけではなく、ハリフグアパッチの魚雷はアジトで製造したものをいちいち装填しなければならず連発ができない。
そのため志郎を2度も追い込み「この怪人強いのでは?」と視聴者に思わせたと思うがそれは海のそば限定だったようだ。
だがフグ魚雷の性能は高く、もし連射が可能、もしくは戦闘員が横で魚雷を補充していれば志郎を仕留め損なうことはなかったかもしれない。
デストロン島を残そうと考えてしまったこと
アジトには誰もいない…それは作戦室に閉じ込めV3を部屋の酸素を抜く装置で窒息死させるため。
そしてそれはV3を潜水艇に誘い込むための罠でもあった。
だがそこでなぜアジトごと爆破、もしくはアジトごと海底に沈めなかったのか?
それはV3を倒した後「フグ魚雷作戦」を続行するためにデストロン島を残したかったからだ。
しかし、結局ハリフグアパッチが倒された衝撃で島は崩壊してしまう。
ここでデストロン島を残そうなんて考えずに「島ごと破壊してでもV3を倒す!」と決断できていれば結果はまた違っていたかもしれない。
島ごとアジトを潰されたなら、いくらV3のレッドボーンパワーでもアジトの上に重くのしかかった大自然を押しのけて地上へ這い上がることは困難であろう。
途中までは良かったのに…
注目の特撮表現
ハリフグアパッチのフグ魚雷表現
ハリフグアパッチの魚雷は魚雷発射のタイミングだけ別の模型に発射してもらうとかではなく、スーツから直接ロケットのように発射する仕掛けとなっている。
またハリフグアパッチの胸はハリセンボンのように膨らむようになっており、魚雷発射の予備動作として表現されている。
それによりスーツが膨張するものだから革製品のひび割れみたくなっているのが確認できる。
フグ魚雷には自動追尾機能があり、その動きを表現するためにフグ魚雷にヒモか何かを付けて引っ張っている?
デストロン島のバーリアを突破する表現
デストロン島の周りにはバーリアが仕掛けられていた。
それをモーターボートで突破するために志郎はV3に変身するとともにV3バリヤーを発動しバーリアの衝撃に備える。
見えないバーリアの表現としてモーターボードの前方に爆発を起こすことでボートがバーリアに衝突したことを表現している。
またV3バリヤーと炎が燃え上がる映像を交互に映すことで大気圏突入のようにV3バリヤーと電磁バーリアとの衝撃で発生している高熱にV3が耐えている様子が表現されている。
デストロン島は死の島であることの表現
デストロン島の岩場にガイコツの模型を置いておくことで「ここは人間がその辺でゴロゴロ死んでいる死の島なんだ!」と伝えている。
さらに今回の話しの流れを加味するとフグ魚雷製造のために働かされていた奴隷が脱走し逃走中に殺された残骸では?とも想像させる表現となっている。
デストロン島の海底アジトの表現
デストロンの海底アジトには潜水艇がドッキングされていた。
そのためデストロン島から潜水艇をドッキングを解除した際に自立を失った潜水艇は地震のように大きく揺れる。
これはカメラを左右に回転させ、それに合わせて演者が左右にバランスを崩したように倒れ込むことで揺れを表現。
そして潜水艇が海底に沈むのだから外の景色は一面が水であるのは当たり前。
では大掛かりな潜水艇のセットを水に沈めているのか…いやいや予算上現実的じゃない。
ならばどうするか…私の想像だとV3が眺める窓の外にだけ水槽を設置することであたかも潜水艇が海中にいるかのように見せている。どうですかね?
V3の26の秘密「レッドボーンパワー」表現
「レッドランプパワー」の発動表現にプラスして「レッドボーン」と呼ばれるV3の身体の中心にある赤い骨格?っていうことでいいのかな?の中に電飾を仕込んで光らせることで、そこからエネルギーが溢れていることがわかる表現となっている。
特撮満足度(★で5段階評価)
特撮満足度
アクション:★★★★☆
猛烈度:★★★★☆
敵の強さ:★★★★☆
ロケーション:★★★★☆
仕掛け:★★★★☆
第19話の名言・迷言・珍言・失言
ドクトル・G「だがすぐにはこの島の在処は見破れまい」
たまたまデストロン島にたどり着いた志郎を逃がしたハリフグアパッチに対して説教をかました後にいうセリフだ。だけど…
志郎「できらあ!」
数分後…発見!というか島に漂着した時点で見破るっていうか見てるからね…
そもそもハリフグアパッチにV3を逃がしたことを説教している=ハリフグアパッチとV3は先ほどまでデストロン島で戦っていた=場所はバレてるでしょ!
ロケ地(執筆者の調べ)
・「初木神社」
次回予告より(第20話「デストロン四国占領作戦」)
次回のデストロンからの刺客は怪人「ギロチンザウルス」。
「肉食恐竜」と「ギロチン」の特性を持った怪人だ。
肉食恐竜の鋭い牙をギロチンに見立てているのか、それとも恐竜顔面の牙も含めて全身凶器であるのか。
次回のデストロンは東京征服に失敗、謎の海底アジトでの兵器開発も失敗。
ならばと今度は四国を征服しようと企んでいるようだ。
四国らしく予告映像からは愛媛の「松山城」でのロケの様子もうかがえる。
夏が近づくと仮面ライダーは夏休みスペシャルとばかりに都内を飛び出し、普段はいかないであろうロケ地での撮影が行われる。
ここから数話は夏休みスペシャルということで珍しいロケーションでの活躍が期待できそうだ。
感想・まとめ
今回は海底アジトが舞台ということで魚雷に遠泳、岩場にモーターボート、はたまた潜水艇と海を満喫!
そしてその潜水艇ごとアジトから切り離しV3と藤兵衛を海底深くに沈めようとしたのには驚いた。
生半可な怪人ではダメ、閉じ込めて爆発もダメ、毒ガスもダメとくれば今度は海底に沈めてみる?となるわけだ。
確かに海底は奥底に沈むほど水圧が上がり、その結果潜水艇ごとV3はペシャンコとなっていたはずだ。
前回のミスはあったがドクトル・Gは我々に中々面白い作戦を披露してくれる。
怪人あっての番組作りですねと言ったらおかしいですが、こういった刺激のある困難を用意してくれるのは大抵悪役ですからね。
正義がたまに用意するパワーアップの試練など所詮、生きる前提の生易しいもの。
だからと言って現実世界ではこんな刺激はいりませんけどね。
今回判明したこと
・デストロンは小さい島程度なら島ごと覆えるほどの電磁バーリアを張ることができ、覆われた島は外部から視認できないようになる
・V3バリヤーで電磁バーリアを突破できる
・デストロンは部屋の酸素を抜く装置を持っている
・V3の26の秘密の10個目「レッドボーンパワー」はV3の胸の赤い部分「レッドボーン」にエネルギーを集中させることで強烈な破壊力を作ることができる