【仮面ライダー】5話「怪人かまきり男」感想・考察(後半ネタバレ有)

第5話「怪人かまきり男」
ストーリーのネタバレがあります。

特に後半のストーリーはネタバレ防止のためタブで隠しています。

本編を楽しんだ後に閲覧することをオススメします。

第5話「怪人かまきり男」ストーリー

前半ストーリー

中央地震研究所」。

深夜、1人の研究員の元に電話が入る。

研究員の名は「雨宮ちか子」。地震研究の権威で「地震予知学会」に所属している。

電話の内容は新聞に掲載されたという地震研究所の最新設備に関してだ。

電話の主は誰とも名乗らず一方的に質問して電話が切れてしまう。

電話を切るとすぐに部屋が停電する。

懐中電灯であたりを照らすちか子。時間は2時をさしている。

そして部屋の外から大きな金属音が聞こえる。

守衛さんかと尋ねても返事はない。

今度は大きな鳴き声が響き渡る。

足音が近づき部屋の前で止まる。

守衛さんかとちか子は扉を開けると守衛さんでした。

なんだとほっとしたのも束の間、守衛さんはそのまま倒れ込む。

何があったのだ!

守衛さんは倒れ込むだけではなく、その場から跡形もなく消えてしまった。

そしてまた別の足音が近づいてくる。

身の危険を感じたちか子は扉の鍵を閉め息を潜める。

そして扉のガラスに映った影は得体の知れない化け物だった!

ちか子どうなる!?

迫りくる地震の恐怖

ある日、本郷猛と立花藤兵衛は荒野にいた。

ヨーロッパレースを目指して今日も練習に励んでいる。

2話(恐怖蝙蝠男)で全日本の予選があり、猛はぶっちぎりで1位だったので本戦に向けての練習かな?

藤兵衛は今回も測定おじさん。

猛がバイクで走っていると急に地震が発生する。

地震で少しよろめく猛。心配で駆け寄る藤兵衛。

どうやら最近地震が多いみたいだ。地震研究所と何か関係があるのだろうか?

マグニチュード5ぐらいかなと予想する藤兵衛対して頭脳明晰な猛らしい豊富な知識を披露する。

マグニチュードは震源地で発するエネルギーのことで各々の土地では震度とかで表すことを説く。

現実でも震源地は海で、震源地で発生したエネルギーの余波が震度として私たちが感じる揺れの大きさとなる。震源地に近いほどその揺れは大きく、遠いほど小さい。

1つ賢くなった藤兵衛はその知識を我が物顔で自身のスナック「アミーゴ」で披露する。

だがルリ子とひろみは城南大学の才女だから知っているのではないだろうかと思うがおじさんは若い子にうんちくたれるのが好きだからな~新たな知識を披露したくなる気持ちはわかる!

披露を終えた藤兵衛に陰から拍手を送る猛。しまった!と藤兵衛。

コントか!

そしてすかさず「その知識の震源地は猛さんね!」とルリ子がジョークをとばすとアミーゴは笑いに包まれる。アミーゴは憩いの場としてとても楽しい場所だ。

この返しができるルリ子は頭の回転が速いですね。

猛も「いつもの」と注文するあたり常連であり、安らぎの場所なのだろう。

そういえばと藤兵衛は地震に関するあるニュースを思い出す。

雨宮ちか子についてだ。なんとちか子は猛と町内が同じの幼馴染で3つ上の優しいお姉さん的存在だったという。

新聞にそのちか子が行方不明となったというニュースがあったのだ。

調査・分析で徐々に明らかになるショッカーの陰謀

早速猛は中央地震研究所を調査し、そこから持ち帰ったものを城南大学で分析をはじめる。

警察でもないのに事件現場のものをよく持ち帰れたな。それとも世間は行方不明の事件現場はそこではないと思っているのだろうか?確かに守衛さんも消えて証拠もないし、「どこで行方不明になったかは不明」だ。

地震研究所の床に落ちていた細胞を助手の岸森が顕微鏡で観察したところ、それは人間の細胞ではなく虫の足ののこのようなものの一部分だというのだ。

そのことからこの細胞は「巨大な虫の細胞」であることが判明した。

なぜそんなものが地震研究所に?

そして猛はもう1つ地震研究所から「最近の震源地が記された地図」を手掛かりとして持ち帰っていた。

この地図の震源地が奇妙なもので震源地は関東郊外に集中している。そして今年に入って7回も発生しているという。

今年とは何カ月経っているのだろうか?

1話(怪奇蜘蛛男)がまだ少し雪が残る季節で直近の4話ではルリ子たちがまだコートを着ていることから1~3月くらいかな?それだと仮定すると3ヶ月程度で地震が7回発生していることになる。これは多いのか。

日本で地震は過去10年(2022年まで)で年間平均約300回程度地震が発生している。そう考えると3ヶ月で7回はそれほど多くないように感じる。

だが震度4以上の平均となると話しは別だ。

震度4以上の地震は過去10年間で年間平均約8回程度。つまりこの3ヶ月で7回も震度4以上の地震が発生しているとなると異常な多さなのだ。それを猛は危惧しているのではないだろうか。

岸森はあくまで自然現象だからおかしいっていってもと言いたげだ。

だが猛の結論は違う。

この異常な現象に猛は1つの結論を導き出す。「ショッカーの仕業だ」と。まあ猛の経験上ショッカーと紐づけるのが1番しっくりくるでしょうね。

猛はこの地図をさらに分析しようと何かの機器を当てている。機器からは雑音が流れ何かを測定している。

この機器はおそらく「ガイガーカウンター」という測定器で簡単にいうと「放射線量の測定器」だ。

100~200ミリシーベルトを超える放射線を浴びるとがんになるリスクが上昇すると言われています。

そして測定結果は100を超えています。かなりの放射線が地図に染み込んでいたようだ。

この測定結果が表すものは地震研究所で原子力で放射線を大量に放出するような危険な何かが行われていたということ。

猛はこの結果と地震を結びつけ、地下で小さな核爆発を起こして人工的に地震を発生させていると推理する。

まだ規模は小さいのもテストを行っている段階であり、徐々に規模を大きくして最後には大地震を起こす気ではないか。

これが真実であれば日本は地震で崩壊し、とんでもない量の放射線まみれになってしまう。

ショッカーの事件も段々と国を巻き込む大きなものになっている。

これは早急に壊滅させなければ…

そこへ猛に1本の電話が入る。電話の主はなんと行方不明中のちか子からだった。

ちか子は人工的に地震を起こそうとしているもののアジトを突き止めたと言うのだ。

猛の読み通り人工的に地震を起こそうとしている何者かがいるようだ。

しかし、なぜ疎遠になった猛に直接助けを求める電話が入ったのか。そして1人でくるように指定もされる。

怪しい…何かあるぞ…

罠と分かっていても、ちか子がそこにいるからには助けにいくしかない。

猛は現場に急行します。

山道を抜けると枯草が生い茂げ廃墟と化した小屋がある広場に出る。

ガイガーカウンターを頼りに放射線を検出する場所に近づいていく。

すると枯草の間から人影が!

人影はちか子だった。その再開を陰で監視する「怪人かまきり男」。やはりこれは何かある…

ちか子にアジトの場所はこの穴だと案内され覗き込む猛。するとちか子は穴の中に猛を突き落とした!なにすんねん!ちか子!

突き落とされた穴はアジトでも何でもなく枯草が敷き詰められた落とし穴だった。

上を見上げると助けを求めるちか子とかまきり男が穴を覗き込んでいる。やはり罠だったか…

仮面ライダーであればこんな穴、ジャンプで軽々と抜けだせるが穴の中では風圧を確保できないため変身できない。

かまきり男は猛に「お前の命もあと2分だ」と死の宣告をする。穴に毒ガスでも充満させる?それとも生き埋め?

そしてかまきり男が取り出したのは爆弾だった。

猛にも届かない位置に爆発を吊るし吹き飛ばすつもりだ。

とびきり上等な爆弾のようだ。もしかすると今回の地震で使用している爆弾!?

地震を起こすほどの威力と放射線量からもわかる核エネルギーを備えた爆弾だとしたら!?

仮面ライダーとはいえどもひとたまりもないのではないか。なんて恐ろしい爆弾だ…

絶体絶命の大ピンチ!それでも猛は諦めません!

「負けないぞ、最後の最後まで頑張る」とシンプルだが力強いセリフです。

一体どうするのか…

三角跳びはダメ…

垂直跳びを試みるも空振り。でもさすがの身体能力、おしい!

どうする…どうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうする!

バーーーン

爆発で吹き飛ぶ猛。終わった…

かに思えたその時、幸か不幸か爆風で仮面ライダーに変身することができたのだ!

変身が間に合い爆発の難から逃れた猛は穴から脱出してかまきり男を追いかける。

かまきり男も誤算だったようで慌てふためく。しかし、あちらにはちか子を人質に取られている。

距離を詰めて出方をうかがう。すると茂みから戦闘員が現れ混戦状態に。

その隙にジャンプで逃げようとするかまきり男。

仮面ライダーもジャンプし、かまきり男とのすれ違いざまにちか子を奪取。

戦闘員、かまきり男も鎖鎌で応戦するも逃走を許す。

猛はちか子の保護に成功しその場を去る。

後半ストーリー(※ネタバレ有り

 

後半ネタバレがありますのでご注意ください

ちか子を奪取され焦るショッカー。

「人工地震作戦」。この作戦にはちか子の力が絶対に必要なようだ。

ショッカーにとってちか子は地震の全てに詳しい女という見方らしい。

凄い権威で猛も優秀な学者になったと言っていたがここまでとは…

猛もそうだが特に優秀な人はショッカーの作戦に利用するため誘拐される可能性が高い世の中のようだ。

そのころスナック「アミーゴ」ではルリ子とひろみが猛の来店を待っている。

いつもこの時間帯は猛が来店するようでルリ子はなんだかんだいって猛が来るのを心待ちにしているらしい。それともかまきり男関連で何か頼まれている?

そこへスナックの男性店員「史郎」が慌てて店内に戻ってくる。

史郎は外で化け物を見たというのだ。

そんな史郎にひろみは「テレビの見過ぎ」と言い放つ。

おいおい…この前サラセニアンに襲われたばかりになのに他人の化け物目撃情報は気のせいって…

笑顔のひろみに対してルリ子は真剣な表情だ。さすが怪人騒動に巻き込まれてきただけあって危機感が違う。

ルリ子は外を見にいくがそこには誰もいなかった。

しかし、ルリ子の上にはかまきり男の姿が!ちか子の居場所を探っているようだ。

ここでルリ子をさらって交換条件にすれば良いのに…泳がせているのか…

ルリ子は猛の家でちか子の介抱を行っていた。

徐々に意識が回復して快方に向かうちか子に一安心する2人。

ふと猛はちか子との思い出にふける。

ちか子は鬼ごっこが上手だったようで、みんないつもすぐつかまっていたそうだ。

猛にも可愛い時代があったことを珍しがるルリ子に猛はちょっと照れくさそうだ。

ここでジョーク。「ところが今、2人ともショッカーの鬼に追われる仲になっちゃった」と。

そこに繋げるか…「ショッカーの鬼に追われる仲」というパワーワード。確かにただならぬ仲だな…

ジョークはさておき、このまま追われる身のままでは解決しない。いったいどうすれば…

その時ちか子がうなされており、うわ言で何かを言っている。

大きな地震」そして「かまきりの卵」。大きな地震はわかるが、かまきりの卵とは一体…

続けて「ショッカーが午後4時に…」とつぶやく。ショッカーは午後4時に何をしようとしているんだ!

一通りうわ言を言った後、ちか子は目を覚ます。

ちか子に先ほどのうわ言の件を問いただすが知らないの一点張り。なぜちか子は教えてくれない?味方じゃないのか?

しかもだ、ちか子は自分がちか子ではないと言い出すのだ。どうなっている…ちか子は記憶喪失なのか、それとも別人?いや、それはない。ショッカーが取り戻したいのは間違いなく「雨宮ちか子」だ。

どういうことだ?

ちか子は誘拐されたと思っておらず、むしろ猛たちが無理やり連れてきた感じになってしまい帰りたいと懇願する。帰ろうとするちか子を止めるが改造人間パワーで強く掴んでしまい痛がらせてしまう。またも猛は改造人間の身体に絶望するのでした。

そこへ突如室内にかまきり男が現れる。ルリ子をつけてきたんだろうが鍵はどうした鍵は!

どうやって侵入してきたはさせおき、やはりかまきり男がちか子を取り戻しにきた。

かまきり男の襲撃にちか子は驚く様子もない。もしやちか子は洗脳されているのか?

戦闘にはいる際、猛はちか子の腕に時計をつける。何かの通信に使うのだろうか?

ルリ子は逃げ惑いながら本棚に頭を打ち気絶する。

かまきり男との戦闘に集中する猛。しかし、その隙をついてかなんとちか子が背後から猛の首筋めがけてライトと柱で殴りかかる。

不意打ちを食らった猛はその場に気絶する。

虚ろな目になっているちか子。やはりショッカーに操られているんだ!

人工地震作戦実行!タイムリミットは午後4時!

再度ちか子が連れ去られてしまった。しかもショッカーは午後4時から何かを行うらしい。

午後4時とは今日のことを言っているのか。どちらにしろちか子をさらわれた以上いつ実行に移されてもおかしくはない。

ちか子を取り戻したかまきり男はあるお寺に入っていく。

そこには地下へ通じるエレベーターがありアジトへと繋がっている。

神聖な場所までもがショッカーに浸食されていたのか…

アジトに帰還したちか子は早速人工地震作戦の実行準備に取り掛かる。

作戦は地下水の使いすぎで地盤が沈下したところを狙い、断層を大きくする必要がある。

断層が大きくすることで地震が起きた時の被害を大きくできるというのだ。

そして核エネルギーを使い地震を起こすという。

都市を効率良く壊滅させるための恐ろしい作戦だ。

作戦計画を説明するちか子の腕が光っている。それは猛がちか子に付けたものだ。あの状況で猛は敵にちか子を取り戻されるリスクも計算に入れて発信機を取り付けていたのだ。これでアジトの場所はバレバレ。

しかし、作戦実行時間は刻一刻と迫っている。午後4時までに作戦を止められるのか!?

 

目覚めた猛は発信機をもとにショッカーのアジトへ急行!時間は午後3時30分を回ったところだ。

そこへアジトへ急ぐ猛の目の前にかまきり男が立ちはだかる。時間稼ぎをしたいのだろう。

鎖鎌を振り回すかまきり男。そして間合いを測る猛。

戦闘になるも意外と時間稼ぎをせず退散するかまきり男。

ここでは分が悪いのか?

いつまた落とし穴などの罠があるとも限らない。変身しとこ。

その頃、人工地震作戦の最終調整が終わる。あとは起爆装置を作動させるだけ。

日本壊滅へのカウントダウンが迫っていた。

タイムリミットまで残り5分!

寺の石段を2段でのぼるライダーなんか可愛い

かまきり男を追いかけた先はあのお寺。かまきり男はエレベーターに乗り込むも猛は間に合わなかった。猛は地下への別のルートを探し地下アジトへ潜入した。

猛はかまきり男を追い込んだ気でいたが戦闘員が現れ、囲まれてしまう。

狭い場所で仮面ライダーを囲むために誘いこんだな!

全員が鎖鎌を持っているようだが狭い場所で長物は不利だぞ!

そして案の定長物を扱いきれず仮面ライダーにバッタバッタと倒される戦闘員。

しかし、作戦実行まで残り5分を切る。さあどうする!?

戦闘員に地震のスイッチの場所を問いただす猛。

そしてやはり聞けば教えてくれるショッカー。

地震のスイッチとはちか子の口から発せられたあの謎の言葉「かまきりの卵」というのだ。

どうやらかまきりの卵とは核爆弾の隠語だったようだ。

かまきりの卵が地震のスイッチ?羽化でもしたら起爆するのか?

かまきりの卵の場所を聞き出そうとするがかまきり男の放つダーツで溶解し口封じされてしまう。

場所を聞き出せなかったが猛は推測なのか「あれだな」と目星をつける。

猛の目線の先には大きな丸い卵がある。わかりやす!

残り3分!

残り1分半!

残り1分!

卵を割られてしまった!もうおしまいだ…と思ったが卵を割ることで起動するわけではなく卵の中にスイッチがありそれを起動させるまではまだ大丈夫そうだ。

スイッチに手がかかる!

そこへ間一髪ライダーキックで撃破!かまきり男を撃破し作戦を阻止したぞ!

かまきり男を撃破するとそれに共鳴するように他の戦闘員も消滅する。

4時となり作戦は失敗。失敗したからやーめた!とばかりにショッカーの親玉マークの点灯が消える。

ちか子に近寄る猛は心の中で叫ぶ。「ちか子さん!まだ目覚めてはいけない!」と。

なぜか?

「今の僕はあの近所のたけしちゃんではないし、成長した本郷猛でもない」

つまり改造人間である自分はちか子が知っているどの猛でもない。そんな姿をちか子に見られたくないようだ。

じゃあ誰なのか。

それは「改造人間としていつ果てるともしれないショッカーとの戦いに踏み込んでいかなければならない仮面ライダー」であるという。

今の本郷猛は誰でもない「仮面ライダー」なのだ!

本郷猛ではない仮面ライダーとして生きて戦うことを決意する猛。

仮面ライダーではない自分に戻れる日はくるのか。

その果てない戦いとはいつまで続くのだろうか。それとも本当に果てないのだろうか。

 

ところで都市を中心に配置された爆弾はどうするんだろ?不発弾として地中に残るのも十分脅威です。

もし起爆スイッチを押さずとも続けざまになんかの拍子で爆発したら…物語だしなんとかしてるか!

 

ストーリーの転換点と考察

爆風で変身

猛を落とし穴にかけ、爆弾で抹殺を図ったが爆弾の爆風で変身し脱出するチャンスを与えてしまった。

下手に爆弾を仕掛けるよりも餓死するのを待ったほうが確実だった。

ショッカー2度もチャンスを逃す

今回ショッカーには2度チャンスがあった。

1度目は落とし穴にかけた時。

2度目は猛の気絶だ。

隙を突いて操られていたちか子が猛を気絶させるシーン。

この後かまきり男は午後4時の作戦に間に合うように焦ったのか猛を抹殺するチャンスをみすみす逃し、ちか子を取り戻すことを優先してしまった。

猛を抹殺した後にゆっくり帰還すればショッカーの勝利だったかもしれない。

地震スイッチの仕様

今回脅威だった「人工地震作戦」。その最後の起爆スイッチこの仕様が勝敗を分けた。

かまきりの卵というスイッチの安全カバーを取り付けることによって起動が遅れて仮面ライダーに止められてしまった。

これがもしすぐに押せるスイッチだったり、午後4時に自動で起動する設定だったら勝敗はわからなかった。ショッカー痛恨のミス。

今回の特撮表現の面白さ

新たな消失表現

新たな消失表現が登場!

今回は数珠つなぎのなんて言うんでしょうね…カーテンとか開けるときに引くジャラジャラ…

あれを事件現場のチョークで囲った死体の形みたいしてジャラジャラを引っ張り画面から消していくという表現。

かまきり男の時もちゃんと頭のほうの触手の形も再現していて芸が細かかった。

地震表現

土を割って地割れ表現、岩の裂け目を写しカメラを揺らすことで揺れの表現をして地震を表現している。

コマ撮り変身

爆風に飛ばされた刹那変身するということを表現するためコマ撮りで吹き飛ばされながら段々変身していることを視聴者に伝えている。

何かボス戦のエフェクトみたいな炎

アジトに向かう前、かまきり男が登場する時、そしてアジト手前で目の前に立ち昇る炎。

特にかまきり男の特殊能力というわけではなく、危険を炎で表し、その中に飛び込んでいくヒーローの姿を描きたかったのだろうか。

次回予告より(第6話「死神カメレオン」)

次回のショッカーの刺客は「カメレオン男」。

カメレオンといえば背景と同化して姿をくらまし、長い舌で獲物を捕らえるのが特徴だ。

死神と呼ばれるのは姿を消して忍び寄り音もなく暗殺してしまう能力があるように予想できます。

なぜか狙われる元日本海軍の「砂田少佐」。

そして「ナチスの鉄箱」をめぐる争奪戦。

ナチスの鉄箱とはいったい…

またとんでもないナチス兵器の開発技術かそれとも…

ショッカーが狙うものでしょうからどんな危険な秘密が隠されているのか。

まとめ

今回判明したこと

・猛には3歳上のお姉さん的で地震学者の幼馴染がいる(雨宮ちか子)

・猛にも一応住居(マンション)がある(なんか色んな場所に潜伏していて私生活が謎だったための偏見)

・未変身状態でもそこそこ頑丈(変身までの一瞬の刹那ぐらいは爆発にも耐える)

・スナック「アミーゴ」の男性店員は「史郎」という

・世間では怪人目撃は空想でありテレビの見過ぎ扱い

・雨宮ちか子は小さい時鬼ごっこが上手だった

・いくら改造人間でも不意打ちでは一般人にも気絶させられる

・ショッカー幹部が消滅すると部下も一緒に消滅する

・今の本郷猛はたけしちゃんでも青年本郷猛でもなく仮面ライダーである(本人自称)

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